マウスピース矯正の期間

医科におけるガイドラインは厚生労働省の指針に則って作成されています。

一例として矯正治療期間短縮の為のコルチコトミーのガイドラインを慶應義塾大学医学部形成外科学講師の坂本先生に作成していただきました。

形成外科学会の臨床ガイドラインの策定委員でもあります。

コルチコトミー矯正のガイドライン

これが医科が行っている厚生労働省の指針に則ったガイドラインです。
では次に今流行りのマウスピース矯正の期間短縮に使用される加速装置の臨床ガイドラインはどうでしょうか?
今あるエビデンス(論文)から作成する事はできません。

コルチコトミー矯正のエビデンス(科学的根拠)

論文の確認をしてください。メタ分析やシステマティック分析、RCTの論文はなくエビデンスレベルは低くとても指針に合わないはずですが不思議な事に歯科学会には存在します。

厚生労働省の指針に合わせて作っていないのでしょうか?

高いエビデンスがあって初めて臨床ガイドラインが作られます。実はコルチコトミー矯正の臨床ガイドラインも坂本講師が作ったものと歯科学会が作ったものとで異なっています。どちらを信じますか?